2021-01-01から1年間の記事一覧
前回の記事で、 「公立教育の価値を高める」 ということが僕のライフワークの一つになったということを書いた。 では今の時点で、僕は公立教育のことをどう捉えているか。 民間に比べてお金がかからないが、その分質は落ちてしかるべきものと思っているかと…
僕の人生、このまま教師という仕事を続けていいものか。 教師になって数年働いた頃に考えたことである。 何となく良いとは思っていたものの、はっきりとした目的をもって教師になったわけではなく、さらにあの劣悪な環境・待遇が待っていたわけなので、どこ…
前回の投稿で書いたように、7月に第二子が生まれ、僕は1ヶ月半仕事を休んだ。 これまでの教員生活の中で、職場でそういう動きをしている先輩に出会ってきたのかというと、実際には1人も見たことがなかった。 今回はせっかくなので、そんな中でどうして育休を…
この度7月に第二子が生まれ、約1ヶ月半、仕事の休みを取らせていただいた。 新生児もじっくりと見れたし、家事を全てやりながら2歳の長男の相手をするということも普段はできないことで、面白忙しい貴重な経験をさせていただいた。 今、日本社会全体で男性が…
小学校での英語学習に必然性をもたせるのはかなり厳しい。 これについては考えに考えたのだが、残念ながら今のところ 「小学生が小学校で学んだ英語を、小学生の時点で世の中で体感できる瞬間はほぼ無い」 という結論に至っている。 これは残念なことなのだ…
前回の記事では、外国語専科として1学期間働いて、悩んだことをまとめた。 悩むことが多い1学期であったが、今後に向けて希望が持てるなと感じたこと・分かったこともいくつかあった。 今回はそちらを紹介しようと思う。 ①子ども達は案外友達との英語でのコ…
今年度から外国語専科となった。 僕史上はじめての専科である。 僕は英語とはくされ縁で、特別好きというところからスタートしたわけではないのだが、なぜか高校大学と専門に勉強してきて、教師になってからもなんだかんだ機会を与えられて勉強を続けてきた…
教師として働いて感じたのが、 「どの先輩についていくかはすごく大事」 ということである。 学年に複数のクラスがある場合、同じ学年の教師で協力して仕事をすることが基本となる。 何も考えなければ、ほとんどの時間をその人達と関わりながら過ごすことに…
今年度が終わろうとしている。 今年度は異動初年度だったので、勤務地が変わった中での1年を終えて、自分の中で色々なことがまとまった感がある。 ここで1回、これまでの7年間の教師生活で自分はどんなことで悩んできたのかを振り返ってみようと思ったのであ…
東京大学の、ある学科を主席で卒業した弟に、東大についてあれこれ聞いてみたことの紹介の後編である。 東大の先生 講義は普通。 やはり影響力がすごい。先生の研究データが法律を作るときの元になったり、錚々たる会社からの相談に乗ったりすることも日常茶…
僕の弟は、東京大学の、ある学科を主席で卒業した。 そしてこの春には大学院を卒業するのだが、せっかくなので東大とはどういう場所だったのかを改めて聞いてみた。 僕自身、教育者として「勉強」の最高峰というのはどういう場所なのか知っておきたいという…
僕はこれまで教育に関心がある者として、「ベスト」な教育とはどういうものなのかをずっと考えてきた。 そして2年前に子どもができ、妻と共に、満を辞して考えてきたことを実践しているところである。 実際に子育てがスタートするまでは、教育に関する様々な…
今回も、 「Good On You」 というサイトに載っているファッションブランドのエシカル(倫理)度の評価を紹介する。 今回は、スポーツブランド編。 「Good On You」は、ファッションブランドのエシカル度を検索できるオーストラリアのサイトである。 「Good O…
今回は、前回の記事で紹介した 「Good On You」 というサイトに載っているアウトドアブランドのエシカル(倫理)度の評価を紹介する。 「Good On You」は、ファッションブランドのエシカル度を検索できるオーストラリアのサイトである。 「Good On You」では…
今僕は小学校3年生の総合の授業で「国際」をテーマにしている。 単元の後半ではSDGsにも触れようと思っている。 そしてその授業のための準備をする中で、同僚と「チョコレートを知らないガーナの少年」という動画を見た。 僕達が食べているチョコレートは、…
人にはみな得意不得意があり、苦手なこともあって当然である。 しかし、その苦手なことが、その人の人生を脅かすほどのことにならないように教育してやるのが、親や教師の役割である。 苦手なことといっても様々だが、僕が人生を快適に送るために、特に重要…
僕は教室の子ども達の席を僕が決めることにしている。 月1で席替えである。 席替えの仕方についても色々なやり方を聞いてきたし、それぞれにメリットデメリットがあるのだと思う。 僕が席を教師が決めた方が良いと思っている1番の理由は、やはり場所的な環境…
僕は、以前の記事で「全員を特別扱い」することにこだわりをもっているということを書いた。 この全員の中には、もちろん「優等生」と言われるような子ども達も含まれている。 僕は、日本の学校は、いや日本の社会全体は、「優等生」へのケアが足りていない…
3学期がスタートした。 教師として、子ども達の次の学年のことを考え始める時期に入っていくと思う。 「学級じまい」 とか 「自分の色を抜く」 等という言葉も見え始める。 実は、僕はこの時期に間違ったエンジンのかけ方をして失敗しそうになったことがある…