倫理的な企業(アウトドアブランド編)
今回は、前回の記事で紹介した
「Good On You」
というサイトに載っているアウトドアブランドのエシカル(倫理)度の評価を紹介する。
「Good On You」は、ファッションブランドのエシカル度を検索できるオーストラリアのサイトである。
「Good On You」では、総合的な評価を
・Great
・Good
・It's a start
・Not Good Enough
・We avoid
の5段階で表している。
さらに
・地球(環境)
・人間(労働者)
・動物
のそれぞれに対してどれだけ優しいかを5点満点で評価している。
今回は、それらの評価と、添えられている英文を翻訳して紹介する。
それではさっそくいってみよう!
The North Face
It's a start
地球:3点
人間:3点
動物:3点
The North Faceは、一連の商品流通の中で、危険な化学品を排除することに対して良い方策を持っているが、まだ従業員への適切な給与補償はできていない。
Columbia
It's a start
地球:3点
人間:3点
動物:4点
Columbiaは、炭素排出量を減らすという宣言をしている。しかし従業員への適切な給与補償はできていない。
Patagonia
Good
地球:4点
人間:3点
動物:3点
Patagoniaは、地球に優しい素材を使用していて、一連の商品流通の中で適切に監査をする方策を持っている。
Helly Hansen
I's a start
地球:3点
人間:2点
動物:3点
Helly Hansenは、地球に優しい素材を使用しているが、従業員への適切な給与補償はできていない。
Mammut
Not good enough
地球:2点
人間:2点
動物:2点
Mammutは、温室効果ガスの排出を減らすための適切なステップを踏めていない。
Hurley
It's a start
地球:3点
人間:3点
動物:該当無し
Hurleyは、いくつかの環境対策目標を設定している。しかし、従業員への適切な給与補償はできていない。
どうだっただろうか。
お気に入りのブランドはあっただろうか。
僕達に馴染みのあるアウトドアブランドで一番高評価を得ていたのはPatagoniaであった。
サイトの中では、さらに細かい講評も紹介されている。
興味のある方はそちらの見ていただきたい。