ポッター教育研究所

教育・子育て・人間の能力に興味があります。twitterよりもdeepな内容をdeepな仲間とシェアするためのブログ。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「死人目標」と「行動目標」

今回は、子ども達に目標を持たせる時に、教師(親)が意識すべきことを紹介する。 目標を、大きく二つに分ける。 「死人目標」と「行動目標」である。 「死人目標」というのは、死人でも達成できる目標のことを指す。 例えば、しゃべらないとか、人を叩かな…

「楽しい」という感情の価値

僕は、子どもの「楽しい」という感情にかなりの価値を置いている。 そして、自分のそこへのこだわりは、他の教職員や親と関わる中で、どんどん浮き彫りになっていった。 世間とのギャップを感じるほどである。 今回は、どうして僕が「楽しい」という感情にそ…

理想の学級担任像

学級担任をしていると、進むべき道を迷う時がある。 目の前の子ども達に対して、今どういうスタンスで関わるのが良いのだろうか。 はたまた、もっとロングスパンの問題で、これから自分はどんなスタイルの学級担任になっていけば良いのだろうか。 そんな時に…

「きたない教室」では学級崩壊が起こるのか

「きたない教室」では学級崩壊が起こるのか。 必ず? もちろんNO。 整理整頓が苦手で教室はすごくきたないけど、子ども達と温かいクラスをつくっている教師を見たことがある。 ではよく言われる 「きたない教室」では学級崩壊が起こる という話は全くの嘘な…

「特別扱い」をどう扱うか

クラスの誰かを「特別扱い」することによって、他の子からずるいというクレームを受けて対応に悩んだことはないだろうか。 もしくは、受けることを警戒して悩んだことはないだろうか。 特に、クラスの中でも動きの派手なタイプの子に対しては、分かりやすく…

教師は「嫌われ役」になる必要があるか

「嫌われ役」という言葉をしばしば耳にする。 教師は時に「嫌われ役」になる必要があるのだろうか。 僕の答えとしては、完全にNO。 そもそもネーミングがやばい。 子どもの人格を育てることが仕事の教師が「嫌われ」ていたら話にならない。 誰が嫌いな人から…

小学校教師の仕事の半分は特別支援

僕はまだ特別支援学級の担任を経験したことはない。 しかし、これまで小学校の学級担任として働く中で感じた特別支援的なスキルの重要性は、思った以上であった。 専科として授業を担当する場合にももちろん当てはまるが、特に学級経営をしていく上では欠か…

初任の時の話

僕は、大学時代に学校ボランティア等も経験しておらず、講師経験もないままに採用された。 現場のことは何も知らないまま、4月1日から学校での勤務が始まり、4月7日には学級担任として始業式である。 はちゃめちゃ具合に関しては、ご想像の通りである。 今回…