ポッター教育研究所

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楽しいことを仕事にしないといけない

僕は、子育て重視の家庭で育った。

 

今考えると、子どもである僕自身がそう思えるというのはありがたいことだなと思うが、今回はそれはさておき。

 

そんなわけで、僕も自然な感覚として、プライベートが何より大切で、仕事はプライベートを支えるためにするサブのものという感覚を持っていた。

 

仕事を始めた頃もそうだった。

 

 

そしてその頃、ある動画を見る。

 

外国人が、人生における仕事に使う時間を説明している動画だった。

 

 

当時の自分の平日1日の生活に置き換えて考えると、

仕事に使う時間はドアtoドアで14時間

睡眠時間は7時間

それ以外の時間は3時間

 

人生を80年としたら、

その時点ですでに20年は終わっていて

仕事が40年

そしてその後が20年

 

 

 

仕事の割合高っ!!!

 

 

となったわけである。

 

 

 

その時の僕は考えた。

 

 

これは、、軽視できる時間ではない、、。

 

 

しかし、自分にとってプライベート、特に子育て(当時はまだ子どもはいなかったけど)がものすごく重要であるという認識は変わらない。

 

 

でも、シンプルに考えると、、両立は可能だと気づいた。

 

 

別に仕事に思い入れがあろうとなかろうと、平日の多くの時間(少なくとも10時間)を仕事に使わなければならない事は変わらない。

 

それならば、その時間を自分が楽しいと思える時間にしていけばいいだけである。

 

 

 

仕事を楽しいものにするために、自分にできることは大きく2つ。

 

まずは職業・職場選び、そしてその中での仕事をどのようにするか考えること。

 

 

当時から、教師という仕事のブラックさや不幸せな事例は世に広がっていた。

 

何も考えずに流れに身を任せていたら、自分もそうなる。

 

まずは、職業から考え直した。

 

その結果、教師を辞めようかと本気で考えた時期も1年間くらいあった。

 

でももう少し考えると、教師という仕事は間違ってなかったなと気づいた。

 

 

それなら次に、自分は教師としてどのように仕事をしていきたいか、、。

 

これは、当時も考えたし、今も考えているし、これからも節目節目で考えると思う。

 

 

 

とにかくその動画を見た時から、仕事を自分にとって楽しい時間にしないといけないなという意識がすごく高まった。

 

それも、まぁまぁじゃなくて、かなり。

僕で言うと、子育てのサブではなくて、また別の柱になるくらいに。

 

そして、仕事を自分にとって楽しいものにするというのは、そのために意識的に考えて努力しないと達成できないことだとも思った。

 

でも、考えればできるとも思った。

 

 

 

以上、僕が仕事を自分にとっての楽しさとちょっと切り離して考えていたのから、ぐっと関連づけて考えるようになったいきさつである。

 

 

まぁ、分かりやすく言うと、必要最低限以上のお金はもらえないとしてもやりたいことか?ということかもしれない。

 

教師という仕事は僕にとってまさにそれ。

もらえるお金は僕にとって必要最低限くらい。

 

でも、自分にとっての楽しさを考えると、納得している。

 

 

ちなみに、この記事の中で「楽しさ」という言葉をたくさん使ったが、言うまでもなく、深い意味を込めた「楽しさ」である。

 

シンプルに一時の感情的な楽しさも、やりがいも、自己有用感を満たしてくれるということも。

 

自分で考えて、自分の力で楽しいことを仕事にしないといけない。