ポッター教育研究所

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学級経営経営において心の底から本気で大事にしていること

自分が学級経営において心の底から本気で大事にしていることは何か。

 

普通に大事にしていることというのはいくつもあるけど、しないといけないなと思ってやっていることや人からしないといけないと言われてやっていることと、自分が心の底から本気で大事にしていることはちょっと次元が違う。

 

「心の底から」思っているので、冷静な思考を経ているというよりは感覚に近くて、案外これまできちんと言語化して整理したことがない。

 

これまでの経験上、こういうのは考えていくと結局1・2本の大きな柱に集約されていくことが多いが、今回はどうか。

 

 

というわけで、まだ自分でも分かっていない。

 

書きながら思考を整理していこうと思うので、その過程も見ていただけたらと思う。

 

 

 

まず、僕は全員の子どもに学校に来て欲しいと強く思っている。

 

それはなぜか。

 

とにかく来ることで貴重な学びがあると思っているからである。

 

その学びとは、他の人との関わりである。

 

たとえ何かすごいことを成し遂げるわけではなくても、めちゃくちゃ仲の良い友達ができるわけではなくても、学校に来て他の人と関わることそのものが貴重な学びだと思っている。

 

特に幼いうちに、色んな人と関わって、感覚的に色んな人がいるんだなという慣れというか、心の容量みたいなものを広げておくことがすごく大事だと思っている。

 

社会に出てから、すごく優秀なのに人間関係のつまずきで心がポキッと折れてしまう人がよくいるけど、そこの心のしなやかさというか逞しさみたいなものを育てたい。

 

それを育てるには、対人の経験を積み重ねるしかない。

 

さらに、それは学校でならではの学び、ひいては公立学校ならではの学びだとも思っている。

 

勉強することは1人でもできるし、何らかの同じ価値観を持っている人と関わることは学校外でもできるけど、ただランダムに集められた色んな人と関わるというのは学校という場が一番である。

 

ということで、1つ目の大事ポイントは、対人の逞しさを育てるということと、学校ならではの学びという思考がひっついて形成されていた。

 

 

 

2つ目は、楽しい時間を作りたいと思っている。

 

これはもう自分の願望である。

できることなら、何でも楽しくないより楽しい方がいい。

 

思えば、これまでの人生でも、何をやるにしてもどうやったら楽しくなるかということはずっと考えていた。

 

ということは、これは教師だからどうとかっていうよりは、僕自身が常に求めていることということ。

 

学校に行くこととか勉強することって、日本では楽しくないことの代名詞みたいになっているけど、むしろそれならなおさら、僕はそれを楽しいことに変えてやろうという意識は潜在的に常にあった。

 

ましてや子ども達にとって、学校で過ごす時間ってかなり割合が高い。

 

それが楽しいか楽しくないかは、結構大きいことなんじゃないかとも思う。

 

「大事なことを成し遂げるためには、楽しくないことを頑張らないといけないこともある」

などとも言われるけど、楽しみながら成し遂げられるに越したことは無いというのが僕の主張である。

 

もちろんそれでもどうしても楽しくないことを頑張らないといけないこともあるけど、とりあえずは全部楽しいを目指すところがスタートという感じである。

 

僕自身も楽しい時間を過ごしたいし、子ども達にも楽しい時間を過ごしてほしいし、もっと言うなら、子ども達に楽しい時間の作り方を学んでほしいとも思っている。

 

まずは目指すこと。

それから、楽しい時間を作るのは簡単なことじゃなくて、考えないといけないことも結構ある。

 

楽しい時間を作ることと、その価値観や考え方みたいなものを広げたいというのは、僕の中で、教師という仕事以前に人生における幸せ全体に関わっていく大事ポイントである。

これが2つ目。

 

 

 

まだある。

個性の伸長である。

 

僕は、人間の能力に興味がある。

その人ならではの能力である。

 

すごく興味があるし、価値があるとも思っている。

 

そして、個性やその人ならではの能力は誰もが持っているけど、どこまで開花させられるかはまた別の話だと思っている。

 

そのためには、やっぱりより良い教育が欠かせない。なかなか勝手には花開かない。

 

僕は学級経営をする中で、そのサポートをしたいと強く思っている。

 

教師という仕事は、幅広い子ども達にそれができる仕事だとも思っている。

 

そのためには、自分でも驚くほどの労力を割くことも苦ではない。

 

「全員を特別扱い」「40人と40本のパイプを繋ぐ」という考え方はここから来ている。

 

これが大事ポイント3つ目である。

 

 

 

まだあるかなー。

 

 

勉強や各教科の楽しさを味わわせてやりたいとも思っているけど、それは二つ目に集約される。

 

 

こんなもんかな。

 

子ども達が楽しく関わり合って個性が輝いていたら僕はこの上なく幸せなのか?

 

うん、幸せ。

 

 

ということは、この3つで確定。

 

おー。パチパチパチ。

 

 

じゃあこの3つはどう関わっているのか、はたまた独立しているのかというのは次の記事でまた分析しよかな。

 

ご清読、ありがとうございました。