ポッター教育研究所

教育・子育て・人間の能力に興味があります。twitterよりもdeepな内容をdeepな仲間とシェアするためのブログ。

僕の仕事人生における目標・ビジョン

教師になってからここまで、毎年目の前の課題にがむしゃらにぶつかってきた。

 

とにもかくにも、小学校教師としての最低限のスキルを万遍なく身につけることに必死という感じであった。

 

色々感じながら進みつつも、これという具体的な目標やビジョンは定めていなかった。

 

経験を積んでいく中で、自然と示される道や目指したくなる道が出てくるだろうとも何となく思っていた。

 

 

そしてちょうどここ最近、そろそろ今のところの自分の仕事人生における明確な目標を考えてみようと思うタイミングがやってきた。

 

特に有益な情報も無いが、ブログまでわざわざ読んでくださっている皆様とは考えたことを共有しておきたくてここに書くことにした。

 

ではいきます。

 

 

①外国語か否か

僕が自分の仕事人生を考える上で、まず分かれ道になるのはここである。

 

英語とは腐れ縁で、詳しく話すと高校入試のことから話さないといけなくなるのだが、とにかく僕は、専門としてはずっと英語・外国語教育を勉強してきた人生だった。

 

外国語関係のことが仕事人生の目標になるか、、。

 

 

考えた結果、答えは否であった。

 

指標にしたのは、

「そのことについてなら、いくらでも考えられるか」。

 

僕の場合、自分の興味関心を端的に表すのはここかなと思ったからである。

 

外国語については、もちろん関心もあるし、ある程度自分の武器になるとも思っている。

さらに今は付加価値もある。

 

でも、いくらでも考えていられるかと言われると、ちょっと苦しい。

 

今授業を考える時も、苦しみながら作り出している感も結構ある。

 

そうなると、外国語は仕事人生における目標というよりは、自分にとっての特別な武器という立ち位置だなというのがしっくりきた。

 

もちろん、これからの仕事人生でも、何らかの形でずっと携わっていく可能性はあるなとも思う。

 

 

 

②じゃあ何か

じゃあ何だろうということである。

 

考えた結果、やっぱり僕が一番興味関心があるのは、特定の教科というよりは「教育全体」である。

 

人が個性や能力を発揮していくのを見るのが一番楽しい。

そしてそれをサポートするためにあれこれ考えるのが一番楽しい。

永遠に考えられるし、語り合える。

 

そしてこんなに楽しくて価値のあることなのに、今の日本では教育が軽視されているというのが僕の大きな課題意識である。

 

日本の、いや極論を言うと、世界中でより良い教育がなされて、世界中のみんなが自分の個性や能力をきちんと発揮することができるなら、本望の究極の形である。

 

その理想とはかけ離れたこの現状で自分にできることと言えば、とにかくより良い教育実践を僕自身がすることで、人の個性や能力を実際に発揮させていくと共に、それによって教育の楽しさや価値をみんなに感じてもらうということである。

 

そのためのフィールド・切り口はたくさんあると思うが、自分の価値観的には、どんな人でもアクセスできるという意味で、公教育・公立学校は一番納得の場である。

 

仕事を選ぶ時はここまでは考えていなかったので、ある意味偶然公立小学校の教師になっていたのはラッキーだったなと感じた。笑

 

 

ということで、僕の仕事人生における目標・ビジョンは、「教育の価値を高めること」。

 

もう少し具体的には、「公教育の価値を高めること」に決定した。

 

 

 

③進路としては

目標・ビジョンが定まったところで、次はどういった立場からそこにアプローチしていくことを目指すかである。

 

学級担任をした経験的には、直接40人程の子ども達や保護者の方と1年間密接に関わることで、上記の目標に迫っていけたこともたくさんあったなと感じるし、その時にはすごく楽しかった。

 

しかし、数が少ない。

 

仕事人生を40年としたら、40人×40クラスで1600人としか関われないことになる。

 

人によって感じ方は色々だと思うが、僕的には自分の仕事人生全体をかけて1600人は少なすぎる。

 

やはりどこかで、学級担任より子どもとの距離は若干広がったとしても、より多くの人に直接的間接的に関われる立場には上がっていきたいと感じた。

 

そうなると、具体的な進路としては、管理職か、教育行政か、教育研究者か、、。

 

ここからについては、自分が周りからどう評価されるかが大きく関わってくるので自分で選べるわけでもないし、実際にどんな仕事がどんなものなのかもちゃんと分かっていない。

 

でも、感覚的にはプレイヤーではありたいなと感じた。

 

お願い・啓発して回るよりは、自分でやりたい。

 

そうなると、今思いつく限りでは、教育行政や教育研究者よりは、管理職の方がプレイヤーの色味が濃いのかな、、?

 

ここについては、具体的にはまだよく分からないが、とにかくより多くの人に、できるだけプレイヤー要素のある立場で関わっていきたいというところは変わらないと思う。

 

 

 

④おわりに

以上。

徒然日記を読んでいただいてありがとうございました。

 

この年末年始はこんな感じで徒然日記をいくつか書いてみようと思います。

 

また、みなさんの仕事や人生における目標みたいなものがあればぜひ教えてください。大きいのでも小さいのでも。

 

僕はそういうのに興味があります。笑