ペンギン王国
今勤務先で6年生の担任をしているのだが、卒業に向けて、PTAの方が広報紙の卒業特別号を出してくださることになった。
そして、子ども達にも一言ずつ協力してほしいと。
書いてほしいと言われたのが
「10年後の自分にひとこと」
というものだった。
そして、先生もお願いしますとメモが書いてある。
皆さんなら何と書くだろうか。
教師をしているとたまにあるのだが、こういうのはけっこう難しい。
子ども達が後で見るものなのだ。
嘘も良くない気がするし、正直に一番気になることを書いて夢がないのも良くない気がする。
膝に溜まっていた水は抜けましたか?
とか
子どもの教育費はどうなっていますか?
とかは夢がない。
嘘ではないけれど、小綺麗な内容で、なおかつできればちょっと「へー」と思わせたいのである。
どうしようかとしばらく悩んだ末に書いたのが、
「野生のペンギンに会うという夢を叶えましたか?」
である。
これはなかなか良いのが思いついた。
リアルで言うと、10年後は少し早いかなとも思うが、いつか会ってみたいというのは本当である。
僕はペンギンが好きなのだ。
そう言われると、これを読んでいる貴方はペンギンの種類ってどんなのがあったっけ。
ということが気になったはずである。
気になったよね。
よね?
しかたがない。
それでは18種類いるというペンギンから、今回は4種類紹介しよう。
↓これ
小さくて顔もかわいいが、性格はペンギン界では攻撃的。普段から天敵との戦いやオス同士で巣を作るための小石の奪い合いに晒されているためとも考えられているそう。
②ジェンツーペンギン
↓これ
カチューシャのような模様が特徴的。
性格は優しい。ペンギン界で三番目のデカさ。
ちなみに我が家にはジェンツーペンギンのリアルな人形があるのだが、
息子がはじめて「恐怖」という感情をあらわにした相手である。
このジェンツーが近づいてくると泣き叫ぶというのが2ヶ月ほど続いた。
本物は優しいのに。
③キングペンギン
↓これ
いわゆる「ペンギン」というペンギンだろうか。性格は比較的優しく、2番目にデカい。首を伸ばしたり縮めたりするのが面白い。
↓これ
ペンギン界最大。性格は優しい。
世界一過酷な子育てと言われる、南極大陸内陸部でブリザードが吹く中子育てをする。
ちなみに最近やっとキングとコウテイの見分けがつくようになった。
より鮮やかな濃い黄色の方がキングである。あとキングの方が首を動かしまくってるイメージ。
どうだっただろうか。
ちなみに、これまでたくさんの水族館や動物園に行ったのだが、ペンギンに触れ合えるという点では「アドベンチャーワールド」が群を抜いていた。
ペンタッチをしてみたい方はぜひ。
ここに載せた写真も全てアドベンチャーワールドで撮ったものである。
それからアドベンチャーワールドには、各ペンギンと背比べができるすんばらしい壁もある。
息子はキングペンギンとジェンツーペンギンの間であった。
ペンギン好きの方にはかなりオススメテーマパークである。
ということで、今回はペンギンについて語らせていただいた。
校外学習で2年生と水族館に行った時には、迷わずペンギンエリア付近の担当にしてもらって、やってきた班にマニアックな解説をしまくって引かせるということもしてきた。
これからもペンギンの魅力を伝えていきたい所存である。
そして、いつか、野生のペンギンに会いたい。マジで。